J2新潟のDF堀米悠斗(25)が9日、クラブハウスで自主トレを行った。午前はピッチを使い、チームメートとボール回しでキックの感触を確かめ、午後はウエートトレーニングに集中した。

19年はシーズン中盤から出場機会を増やし、22試合に出場し6アシストを記録。今季は海外リーグで実績を残すファビオ(22)、ペドロ・マンジー(31)の外国人に、スピード豊富な矢村健(22)とFW陣に新しく個性豊かなメンバーが並ぶ。試合の状況で起用法が変わることが予想されるだけに、各FWの特長を段階で把握し、いいクロスを配球することが堀米には求められる。

契約更新時には「再びJ1に昇格したい。サポーターには気持ちのこもったチャントをお願いしたい」とコメントした。若返りをはかるチームの中で、1年目の17年、当時J1だった新潟でプレーもした。豊富な経験と運動量、精度の高いクロスを武器に「今季こそ」の思いは強い。新監督を迎えるチームの本格始動は13日で、16日から高知キャンプが始まる。