高校選手権準Vの青森山田から浦和レッズに新加入したルーキーMF武田英寿(18)が12日、プロ入り後初めてさいたま市の大原サッカー場で練習に臨んだ。先月20日から沖縄合宿中のチームに合流し、3週間近くが経過。「チームになじめてきた。あとは戦術の合流は遅かったですが、ミーティングも多かったので学べたことは大きかった。あとは自分の頑張り次第なので、アピールしていきたい」と決意を新たにした。

2月6日、沖縄で行われた東京Vとの練習マッチでは右MFのポジションからアシストもマーク。今季、ボランチや右MFでのプレーを求められそうな武田は「もっとシュートできるポジショニング、仕掛けができるようにしたい」と気を引き締めた。

今季の公式戦開幕は16日のルヴァン杯ホーム仙台戦となる。同杯は若手起用のケースも多いだけに今後、出場チャンスは巡ってきそうだ。「チャンスはあると思う。1回のチャンス、練習のチャンスを逃さず、1日でも早く試合に出たいです」と意欲を示した。