ガンバ大阪のMF遠藤保仁(40)が17日、大阪・吹田市の万博練習場で練習試合に先発出場した。

前日のルヴァン杯柏レイソル戦では後半9分から出場し好機を演出。一夜明けた練習試合では、関西リーグ1部FCティアモ枚方を相手に3-2で勝利。約60分プレーをした。「昨日は半分も出てないので。今日はしっかりとやれましたし、コンディションも勝手に上がっていくので、公式戦のなかで、ボールの扱い、ゲーム感覚とかそういうのを取り組みながら、早くいい状態に持って行きたいと思います」とリーグ初戦の横浜F・マリノス戦(23日、日産ス)に向け仕上がりは上々のようだ。

現在J1出場試合数は630試合。開幕横浜戦に出場すれば、歴代最多の元日本代表GK楢崎正剛に並ぶ。また、21年連続の開幕スタメンも掛かっており、記録ずくめの一戦となる。「(先発は)監督が決めることですし、自分でできることは、マリノス戦に向けていい状態で迎えることが一番なので。相手もACLで戦って、僕たちよりコンディションがいいとは思う。去年のチャンピオンチームですし、全てを出し切らないと難しい試合になると思うので、全員がいい状態でマリノス戦が迎えられるようにしていきたいなと思います」と語った。

40歳ながら、第一戦で活躍するベテランが、今季もピッチで躍動する。【南谷竜則】