ベガルタ仙台からガンバ大阪に緊急移籍したGKイ・ユノ(20)が7日、大阪・吹田市での練習に初合流した。G大阪のGKに故障者が出たことで、来年1月末までの期限付き移籍が前日6日に発表されたばかり。

「ガンバはJリーグでもトップの実力があり、練習もレベルが高かった。大阪は仙台より温暖で(環境面に)早く慣れたい」

母国韓国の高校を卒業後、17年に仙台に加入。昨年はJ3福島ユナイテッドFCに期限付き移籍し、全34試合中27試合でベンチ入りも出場機会がなく、今季こそJリーグで初出場を目指す。

日本で3年間過ごしたことで言葉も堪能になった。3月23日に21歳の誕生日を迎えるホープは「生活面はほぼ問題はありません。ガンバにはU-23チームもあり、そこで経験を積めるし、トップチームでの出場もチャンスがあるはず」。190センチ、89キロの恵まれた体に、甘いマスクで新天地で旋風を巻き起こしたい。