ガンバ大阪は21日、大阪・吹田市の練習場で完全非公開の練習試合を行った。

対戦相手や内容も非公表。公式戦再開を見据え、この日は90分間プレーした選手が多く、基本とする3バック、さらに4バックも試したもようだ。

ジュビロ磐田から移籍してきたDF新里亮(29)は「チームとしてやれた部分、やれなかった部分があった。守備(最終ライン)からの部分でも速攻でいくのか、ゆさぶっていくのかを、みんなで明確にしていかないといけない」と課題を挙げた。

新里は185センチの大型センターバックで、今季最初の公式戦となった2月16日ルヴァン杯のホーム柏レイソル戦で先発出場している。

中断が続くJリーグについては「早くやりたい気持ちはあるが、サッカー界だけではなく、他のアスリートやアーティストといった世界中のみんなが、この状況を受け入れている。フラットな気持ちで、今はベストパフォーマンスができるように準備するだけ」と気を引き締めた。

現状は4月4日ホーム川崎フロンターレ戦が最短の再開となるが、依然として不透明な日々が続き、さらに公式戦再開が遅れる可能性もある。【横田和幸】