セレッソ大阪は17日、公式ツイッターで、選手らがビデオチャットを使った頭のトレーニングを始めたことを公表した。

16日にオンラインで全選手をつなぎ、クイズ形式で多種多様な問題を出題。戦術問題では「右FWがボールを受けた後のベストなプレー選択は?」という問いに、答えは4択が示され、選手がそれぞれ回答した。

他には「昨年のホーム最多観客数は?」や「ロティーナ監督はスペイン時代に何点取ったか?」、「この少年は誰?」と選手の幼少期の写真を使ってユニークな問題にするなど、選手の脳をさまざまな角度から刺激した。

パソコン画面の前で新人のFW西川潤(18)が、一喜一憂する姿も映し出されている。スペイン人のイバン・ヘッドコーチが、ビデオ編集を含めて出題を請け負ったという。今回の最多得点者はFW鈴木孝司(30)で、2位がMF藤田直之(32)、3位が主将のMF清武弘嗣(30)だった。

チームからはGK永石拓海(24)が新型コロナウイルスに感染したが、その後は感染は広がっていない。それでも現在、チームは活動休止中で当面は自宅待機が続く。休止以降は、オンラインを通して全選手がフィジカル練習に取り組むなど、自宅待機中の選手らが工夫した時間を過ごしている。