J1ベガルタ仙台は29日、仙台市内で非公開練習を行った。この日は時間をずらし2グループに分かれ、ボール回しやシュート練習、ミニゲームで汗を流した。

昨季チーム最多7得点を挙げたFW長沢駿(31)がオンライン取材に対応。1月の沖縄キャンプ期間の練習試合で右足首靱帯(じんたい)を損傷し、2月の開幕には間に合わなかったが「ハードなトレーニングを積んでいい感じで動けている」と復活へ手応えを示した。

長沢は活動休止期間、自宅で自転車型トレーニング器具を使い体力維持に努めた。リーグ再開へ「ゲームをする体力をつけることが大事」と強調。「練習で動けているけど、息が上がるスピードが早かった。その部分は個人でも調整できるし、練習でそういう過程を組んでくれているので、あまり心配していない」。約1カ月の準備期間で万全のコンディションを整える。