J3のSC相模原が26日、翌日に控えるホーム開幕戦のYSCC横浜戦へむけ、相模原市内で調整した。

練習は約1時間、非公開で行った。三浦文丈監督(49)は「いよいよ始まるなという感じです。アグレッシブにスピーディーに、機動力のあるサッカーをしたい」と意気込んだ。

チームは全体練習再開以降、攻守の切り替えや走力強化に時間を割いた。今季は過密日程となっており、指揮官は5人に拡大された交代枠について「いろんなカードが切れるし、過密日程で選手のターンオーバーもできる」と前向きに話した。

クラブは今季、J2ライセンスも申請した。同ライセンスが付与されればJ2昇格も見えてくるシーズン。リモートマッチ(無観客試合)での開幕となるが、主将のDF富沢清太郎(37)は「画面からでも伝わるような気迫や気持ちを伝えられるように戦っていきたい」。三浦監督も「本当はホームでサポーターと一緒に戦いたかった。画面の前で一緒に戦ってくれたら」と呼びかけた。