昨季2位の東京は、昇格組の柏と対戦し、東京オリンピック(五輪)世代のDF渡辺剛(23)のゴールで1-0で競り勝った。

後半17分。右コーナーキックをDF森重真人(33)が頭で落とし、ゴール前に詰めていた渡辺が右足で押し込んだ。「森重選手が高い打点でパスをくれたので。触るだけでした。セットプレーから狙っていた」と納得の表情を見せた。

2年目の渡辺は昨季、ルヴァン杯で同じ三協F柏でプロデビュー。セットプレーから初ゴールも記録していた。一方でFWオルンガを抑えきれずに2失点して敗れており、プロのレベルの高さも体感していた。

この日はオルンガに何度かヘディングで合わせられる場面はあったものの、得点は許さず。「借りを返す場面にもなった。少しずつ成長しているのは感じられた」と振り返った。