アビスパ福岡が好機を演出も、ゴールを奪えず敗れた。前半28分、京都から移籍したばかりのMF重広卓也(25)がペナルティーエリア内の至近距離から強烈なシュートを放つも、GKの好セーブに阻まれた。

後半ロスタイムには、ゴール前の競り合いを制し球を押し込んだが、FWフアンマ・デルガド(29)のファウルを取られノーゴールとなった。長谷部茂利監督(49)は「入りは悪くなかった。失点を重ねて劣勢になった。(有観客は)喜ばしい光景だった」と語った。