左太もも裏のケガで離脱していたコンサドーレ札幌FW鈴木武蔵(26)の試合復帰が見えてきた。6日、札幌・宮の沢での練習後、オンライン取材に応じた。すでに全体練習に合流しており、8日アウェー清水戦で先発に起用される可能性がある。「コンディションは上がってきている」と回復をアピールした。

7月8日鹿島戦で負傷し、約1カ月戦列を離れた。その期間、MF荒野が得点を重ねて鈴木に並ぶチーム最多タイの4得点。エースとしては「やばいですね。拓馬がライバルになると思ってなかった」と笑いながら「2人で2ケタ得点できたらチームの得点力が上がると思う」と歓迎した。リーグの得点ランキングは4位タイで、柏FWオルンガが9得点でリードする。「シーズンが終わって結果的に一番になっていればいいので慌てることはない」と今季目標の得点王へ、再びゴールを量産する構えだ。