ガンバ大阪がホームで1-3と浦和に完敗した。守備のミスが相次ぎ、今季初の3失点。1試合消化が少ないとはいえ暫定3位から6位に後退した。2点を追う後半から出場した40歳のレジェンド、MF遠藤保仁は「もっとアイデアを出していかないといけない。スルーパスやワンツーからのゴールが今年はあまりない。中から攻撃を増やしていかないといけない」と攻撃の課題を挙げた。

遠藤自身は最多記録を更新する通算637試合目の出場だった。今季は先発が3試合だけで、途中出場が4試合目。戦術的な理由で出番なしも3試合あるが「練習の中で追い込みながら、短い出場時間でも結果出せるようにやっている」と工夫している。今後も出番は限られそうだが、大ベテランは「みんなで意思疎通を図り、トライしていかないといけない」と、6年ぶりの優勝へ意欲は衰えていない。