サッカーJ2京都サンガFCの実好礼忠監督(47)が、松本山雅FC戦(23日、サンガS)に自信をのぞかせた。21日、京都・城陽市内で非公開調整後、オンライン取材に応じた。

19日のアルビレックス新潟戦では主力を温存。メンバーを大幅に入れ替え、若手主体ながらアウェーで1-1と引き分ける善戦だった。この日の実戦形式の練習でも、チーム全体で積極的なプレーが見られたという。

指揮官は「普段はリラックスした方の声が多いが、(今日は)アグレッシブな、建設的な声が多かった。全体的にいいです」と手応えをつかんだ。

8日から始まった中3日の5連戦は4試合を終えて1勝2分け1敗で現在はリーグ6位。上位に食い込むには次節のホームで勝ち点3がほしいところだ。「ゴールに向かうシーンを増やしたい。(チーム全体として)守備の話をすることが多い。攻撃のことも頭に入れて、シュートシーンをたくさんつくっていきたい」と話した。

松本には、ガンバ大阪から期限付き移籍しているFW高木彰人(23)がいる。G大阪U23の監督時代の教え子で「裏での駆け引き、前を向いたときのシュート力もあるので警戒したい」と語った。