鹿島アントラーズの元日本代表DF内田篤人(32)が現役引退試合となるガンバ大阪戦で、前半16分から途中出場した。すぐにMF三竿から、キャプテンマークを渡され、左腕に黄色い腕章を巻き、常勝鹿島のプライドを体現するべく、ピッチに立った。内田の年表は以下の通り。

 

<ウッチーのこれまで>

▼88年3月27日 静岡県函南町で生まれる

▼00年 函南SSSを卒団

▼03年3月 函南中を卒業

▼04年9月 U-17日本代表として同アジア選手権に出場

▼06年 清水東高を卒業、鹿島に入団

▼06年3月5日 広島との開幕戦でクラブ史上初となる高卒新人での先発プロデビュー

▼06年3月21日 甲府戦でプロ初ゴール。17歳11カ月22日は鹿島の最年少記録

▼06年7月15日 Jリーグ・オールスターに大会史上最年少選手として初出場

▼06年10月 U-19代表として同アジアユースに出場

▼07年2月 U-22代表に飛び級で初招集

▼07年7月 U-20代表として同W杯に出場

▼07年 鹿島でリーグ優勝

▼08年1月26日 チリ戦でA代表デビュー

▼08年6月22日 バーレーン戦でA代表初ゴール

▼08年8月 北京五輪に出場

▼08年 鹿島でリーグ連覇を達成、初のベストイレブンに選出

▼09年 鹿島でリーグ3連覇を達成、2年連続でベストイレブン入り

▼10年6月 W杯南アフリカ大会で日本代表入りするも出番なし

▼10年7月 ドイツの名門シャルケに移籍

▼11年1月 日本代表でアジア杯制覇

▼11年3月12日 東日本大震災翌日のフランクフルト戦後、ユニホームに「日本の皆へ 少しでも多くの命が救われますように 共に生きよう!」とメッセージ

▼11年4月13日 インテル・ミラノのDF長友と欧州CL準々決勝で初の日本人対決。これを勝ち上がり、日本人初の欧州CLベスト4に進出

▼11年10月 サッカー選手として初の、ユニホーム姿のないカレンダーを発売

▼12年11月3日 ホッフェンハイム戦で移籍後初得点

▼13年9月18日 ステアウア戦で欧州CL初ゴール

▼14年2月9日 ハノーバー戦で右太もも裏の肉離れおよび腱(けん)を損傷。保存療法でW杯を目指す

▼14年6月 W杯ブラジル大会で1次リーグ全3試合フル出場

▼15年3月 ホッフェンハイム戦で右膝を負傷

▼15年5月 結婚を発表

▼15年6月 右膝の手術を発表

▼16年12月 ザルツブルク戦で1年9カ月ぶりに復帰

▼17年8月 ウニオン・ベルリンに移籍

▼18年1月 鹿島に復帰

▼18年11月 ACL初制覇

▼19年1月 鹿島の主将に就任

▼19年3月30日 磐田戦で右膝を負傷して離脱

▼19年9月28日 札幌戦で約半年ぶりにリーグ戦復帰

▼20年2月1日 プレシーズンマッチ水戸戦で右ふくらはぎを損傷

▼20年8月 現役引退を発表