鹿島アントラーズは25日、右サイドバックのDF広瀬陸斗(24)が右大腿(だいたい)二頭筋(=もも裏)の損傷で全治約2カ月と診断されたと発表した。

23日のガンバ大阪戦で負傷し、内田篤人さんとの交代で退いていた。引退した内田さんを含めて、鹿島は同時に2人の右サイドバックを欠くこととなった。

残る選手で同ポジションはDF伊東のみ。ボランチのMF永木、小泉も右サイドバックとして出場経験はあるが、本職ではない。この日、取材に応じた永木は今季、先発での起用が少ないが「練習から試合に出られる準備はしている」と気合十分。引退した内田氏についても「若手や試合に絡めていない選手が多い(試合の)メンバー外練習で、かけてくれる声や盛り上げてくれる姿勢はすごく大きかった。同じことはできないけど、これからは自分にできる限りのことをやっていきたい」と決意を新たにした。