アルビレックス新潟はアウェーでジェフユナイテッド千葉に3-1で勝利、3試合ぶりに勝ち点3をゲットした。

前半からボールを支配し優位に試合を進めると23分、FW渡辺新太(25)の今季7得点目で先制。後半にはMF本間至恩(20)が2得点を奪い、粘る千葉を突き放した。

育成出身の渡辺と本間が躍動し、クラブ節目のJ2通算150勝に花を添えた。前半23分、敵陣中央でドリブルを開始した本間は相手をひき付けラストパス、ペナルティーエリア付近でボールを受けた渡辺は1タッチ後、GKの頭上を越す華麗なシュートを決めてみせた。このコンビは自由にポジションチェンジを繰り返し攻撃をけん引。後半8分にはお返しとばかりに、渡辺が本間の得点をお膳立てした。本間はこの試合2得点1アシストの活躍。

守備ではDF舞行龍ジェームズ(31)、DF新井直人(23)を軸に千葉のカウンターをはね返し、1失点に抑えた。球際の強さ、気持ちの強さで千葉を圧倒した新潟はこれで7勝8分け3敗とし、勝ち点を29に伸ばした。

次節は13日、勝ち点38で現在J1昇格圏内につける北九州とのアウェー戦に臨む。