鹿島アントラーズは22日、8月に完成したカシマスタジアムのサブグラウンドで初の練習を行った。

スタジアム北側に隣接する天然芝のグラウンドで、スタジアムと同じ品種の芝「シーショアパスパラム改良型」が使用されている。

もとは東京オリンピック(五輪)の練習会場として整備されたもの。今後はスタジアムでの公式戦や国際試合開催時の練習場として、またアマチュア試合の会場やイベントの会場として使用される。

ザーゴ監督は「スタジアム並みの良さだった。必要であればまた使用したい」と話した。大岩監督が率いた昨季は、クラブハウス隣接グラウンドの水はけを考慮して、スタジアムで練習を行うこともあった。サブグラウンドの完成は、6連勝中の鹿島にとって大きな後押しになりそうだ。