大分トリニータは、3戦連続未勝利で11敗目を喫した。

片野坂知宏監督(49)は、セットプレーでの敗戦を悔やんだ。それもそのはずだ。「G大阪はタレントがいる強いチームだが、上回ることができた。決定機の数は我々が多かった」と言い、主導権を握っていたからだ。

それでもタレント軍団に堂々と渡り合ったことに意味がある。特に守備面では「素晴らしい能力の選手がいるので、自由を与えないようファウル気味でもいいので厳しく行こうと話し選手に求めた」と、競り負けなかった。3戦未勝利ではあるが、FW三平和司(32)は「下を向く必要はない。アグレッシブに表現して勝ち点が取れたら」と、次の31日浦和戦(昭和電ド)へ切り替えた。