ガンバ大阪が大敗ショックから立ち直れるか。今季ここまで26試合に出場している入団3年目のG大阪MF福田湧矢(21)が28日、大阪・吹田市での練習後、オンライン取材に応じた。

前節25日の川崎フロンターレ戦に0-5と惨敗し、目の前で相手の優勝が決定。G大阪は2位は死守しているものの、1勝2敗だったこの3試合で得失点は8も減らしており、3位名古屋グランパスには勝ち点3差に迫られた。

残り4試合。まずは29日のサガン鳥栖戦(パナスタ)でショックを振り払う白星が必要になる。福田は「川崎Fはすべてにおいて上だった。切り替えや個の能力。球を奪って、もらったところでつぶされ、パスコースも消されていた」と振り返る。

ただ2位を守れば天皇杯準決勝から出場でき、決勝で川崎Fにリベンジできる可能性がある。「勝って行けばまだリベンジできる機会がある」という21歳は「鳥栖には勝ちます」と短く決意した。福田は左サイドバックで先発の座をつかみつつあったが、MF小野瀬が故障した関係で、引き続いて右MFで先発する可能性がある。