清水エスパルスは今季最終戦で2位のG大阪を2-0で下し、5試合ぶりの白星を挙げた。16位に浮上して“自動降格圏”を脱出。クラブ初のシーズン最下位を免れた。J1初先発のルーキーFW川本梨誉(りよ、19)が、公式戦初得点を挙げた。
後半4分、味方のシュートのこぼれ球に反応。飛び出したGKの動きを見極めて右足で先制点を決めた。「スタートラインに立てた」。前線に故障者が出たため、急きょメンバー入り。スタメン起用も試合開始3時間前に告げられた。川本をユース時代から指導する平岡監督は「思い切ってやってくれた。練習はうそをつかないと証明してくれた」と目を細めた。川本は「結果で恩返ししたかった」と胸を張った。
今季はクラブワーストとなるリーグ戦20敗を喫したが、最後は意地を見せた。この勝利を来季の反撃につなげる。



