北海道コンサドーレ札幌は21日、今季途中で加入したFWウーゴ・ヴィエイラ(32)の退団を発表した。

ヴィエイラはポルトガルのクラブでプレーしていた今季途中の10月末に札幌に完全移籍で加入。新型コロナウイルス感染拡大防止のための来日に伴う隔離期間を経て11月17日にチームに合流した。同21日清水戦から3試合連続で途中出場したが無得点で、今季残り2試合はベンチに入っていなかった。

ヴィエイラは横浜時代にリーグ戦で17年28試合10得点、18年31試合13得点でいずれもチーム得点王となり、18年にはルヴァン杯準優勝に貢献。得点力を期待されて加入したが、来季はクラブの編成上の理由で契約を更新しなかった。

ヴィエイラはクラブを通して「短い間ではありましたが、ありがとうございました。チームメートが優しく迎え入れてくれて、チームの一員として、良い雰囲気の中で、良いトレーニング環境で過ごすことができました。残念ながら長い間、実戦を離れていたこともあり、100%のコンディションでチームに貢献することはできませんでしたが、自分のできる限り、自分の100%の力を毎日の練習や試合で発揮することができたと思います。こういう機会を与えてくれたチーム関係者の皆さまに感謝しています」とコメントした。