天皇杯JFA第100回全日本サッカー選手権大会が、元日に国立競技場で開催される。G大阪は、リーグ戦で目の前で優勝を決められた川崎Fに雪辱を果たす。

MF倉田秋(32)は、リーグを2位で終え「川崎の優勝が決まってからはそこを目指してやってきた。みんな心の中では悔しさが残っていると思うので、リベンジしたい」と燃える。

宮本恒靖監督(43)は、「心理的な面も含めて集中して試合に臨むことが必要」と話す。27日の徳島との準決勝から、けがで欠場していたFW宇佐美とMF小野瀬が復活。状態には「何ら問題はない」とし、出場メンバーに関しては「いろいろなシミュレーションをしている。しっかりと吟味して選びたい」。

川崎Fに勝てば、15年度以来5季ぶりの優勝となる。リベンジを果たし、G大阪10個目のタイトルを狙う。