昨季J1&天皇杯覇者の川崎フロンターレと、同2位のガンバ大阪が戦う「FUJI XEROX SUPER CUP(富士ゼロックス・スーパーカップ)2021」(2月20日、埼玉スタジアム)の開催会見が1日、オンラインで行われ、川崎FのOB、中村憲剛氏(40)とG大阪OBの本並健治氏(56)が、大会アンバサダーに就任することが発表された。

中村氏は直近で2年前の前々回大会に出場したが、大会が始まった94年当時はまだ中学生だった。「最初は見るだけの大会だった。Jリーガーになってからは、どれだけ仕上がっているかライバルを見る目で見ていた」と振り返り、昨季までプレーした川崎Fについて「あれだけの成績で勝ち抜けたチーム。上積みがどれだけキャンプであるのか、新戦力のフィットがどうか、(チームから)離れて分からないところもある。サポーター同様に、いちファンとして楽しみ」と話した。

元なでしこジャパン丸山桂里奈と結婚した本並氏は、昨季のリベンジに燃えているであろう古巣のG大阪について「昨季は守備を構築していったが、今年は攻撃を重視して練習しているし、新しい選手も攻撃的な選手が多い。連動性、得点力がアップすると思うので、攻撃力に期待したい」と期待を込めた。

チケット販売については、観客数などを調整した上で後日発表される。