J2京都サンガF.C.は16日、MF松田天馬(25)が、今季の主将に決まったことを発表した。

副将はDF本多勇喜(30)、DF飯田貴敬(26)、MF武富孝介(30)が任命された。

若手から選出されるヤングキャプテンも決まり、MF福岡慎平(20)が務める。この日、公開練習後にオンラインで取材対応。

松田は「先のことは考えず、100%でやるだけ。その姿勢を見せたい」と抱負を語った。

今季、湘南ベルマーレから移籍していきなりの主将就任にも「いつもの練習を100%でやれる、サッカーに取り組む姿勢は自分の特長であり、示せる部分」と話す。

理想のキャプテン像はリバプールのMFジョーダン・ヘンダーソンだ。「主将としてプレーで示している。ピッチで示さないとついてこない」と、背中で語れる主将に憧れを抱く。

曹貴裁監督(52)は、湘南時代から知る松田の練習に取り組む姿勢が評価できることと「キャプテンマークを巻かせることが天馬自身の成長につながる」と任命した理由を明かした。

松田はチームの状況について「生き生きしていてすごく楽しい。ここからどんどん伸びていくと思うので、開幕が楽しみ」と話す。主将としてチームをまとめ、J1昇格を目指す。【佐藤あすみ】