J2ジュビロ磐田の元日本代表FW大津祐樹(30)が今季初先発へ意欲を見せた。21日のアウェー京都戦(サンガS、午後2時)に備え、17日は磐田市内で調整。開幕から3試合連続途中出場だが、コンディションは上がってきている。全体練習後は居残りでシュート練習を行い、何度も鋭い弾道でネットを揺らした。ポジションを争うMF大森晃太郎(28)がこの日別メニュー調整だったこともあり、次戦は先発の可能性が浮上。「どれだけ自分のパフォーマンスを出せるかを考えたい。前回勝ったので次が大事」と表情を引き締めた。

モチベーションも高い。先月12日には第1子となる長男が誕生。大津は「新しい家族ができ、子どものためにも頑張りたい」と決意を新たにした。チームにとっても京都戦は、今季初の連勝が懸かる一戦。期待の新戦力が勝利のために力を注ぐ。【神谷亮磨】