アビスパ福岡のスペイン人FWフアンマ・デルガド(30)が、今季初得点となる同点ゴールでチームを救った。

1-2で迎えた後半43分。DFエミル・サロモンソン(31)のクロスを「素晴らしいボールが上がり、空中戦で勝ってシュートをしようと思った」と、188センチの長身を生かした得意のヘディングでゴール右に突き刺した。

後半29分の途中交代から、1人退場者を出し劣勢の中でも勝負を諦めなかったといい「1人少なかったが、チーム力を見せられた結果」と胸を張った。

次節は14日川崎フロンターレ戦(等々力)。攻撃力のある首位の難敵だが「チーム全体で戦う姿勢を見せれば、いい結果が出せると思う」と前を向いた。【菊川光一】