徳島ヴォルティスのスペイン人、ダニエル・ポヤトス監督(42)は19日、オンライン取材に応じた。

入国制限などの影響で15日にチームに合流したばかり。17日のJ1リーグ鹿島アントラーズ戦で初の指揮を執り、0-1で惜敗。就任2戦目は、中3日で迎える21日のルヴァン杯1次リーグ第3節ヴィッセル神戸戦(ノエスタ)になる。

自身の日本での公式戦初勝利を目指す指揮官は「この過密日程は私も体験したことがなく難しいが、選手には体力、メンタル、フィジカル面で休んでもらい、ベストで臨んでもらえるようにやっている」と、選手の体調を気遣う。鹿島戦から先発を何人入れ替えるか注目だ。

神戸には同じスペイン人のMFイニエスタやサンペールが在籍。ポヤトス監督は「イニエスタらスペイン人の重要な選手がおり、かつてはビジャもいた。母国では神戸の名前は通っている」と説明し「個々の能力の高い選手が多く在籍し、サンペールは試合の流れを読む力にたけていて、気をつけないといけない」と警戒した。

徳島はルヴァン杯B組でここまで0勝2敗と最下位に沈む。神戸との対戦は初めてになるが、J1では3月6日にホームで激突し、後半終了間際の失点で1-1のドローに終わっている。【横田和幸】