浦和レッズは31日、デンマーク1部ミッティランのDFアレクサンダー・ショルツ(28)を完全移籍で獲得したと発表した。

背番号は28に決まった。デンマーク出身のショルツは、身長189センチ、84キロ。右利きでクラブによると、リーダーシップを発揮し、ディフェンスラインをまとめるだけでなく、ドリブルや前線へのパス供給で攻撃の起点にもなるDF。セットプレーでの得点も期待できるという。

今季の欧州チャンピオンズリーグ(CL)では、1次リーグ全6試合に出場。アタランタ、リバプールという強豪相手にも得点を決めた。CLを含め、今季は公式戦45戦10得点。得点力にも期待がかかる。

ショルツは、クラブを通じ「初めまして。浦和レッズでの新たなチャレンジを始められることに、とても興奮しています。浦和レッズは素晴らしいファン・サポーターがいる、とても良いクラブだと聞いています。浦和レッズファミリーのみなさんにお会いできるのを心待ちにしています。どうぞよろしくお願いいたします」とコメントした。

浦和の積極的補強が進む。最終ラインでは、既に日本代表のマルセイユDF酒井宏樹(31)の獲得が決定的な状況。また4月に加入したショルツと同じデンマーク出身のFWユンカーは、史上5人目となるJ1デビュー戦から4試合連続ゴールをマーク。既に攻撃陣に欠かせないピースだ。層を熱くし、より強固な布陣で、夏場を乗り切る。