7日に膵臓(すいぞう)がんのため49歳で亡くなった元韓国代表で、横浜F・マリノス、柏レイソルで活躍した柳想鉄(ユ・サンチョル)さんをしのび、キックオフ前に黙とうがささげられた。

両チームの選手と審判団がセンターサークル付近で円になって黙とう。横浜F・マリノスには計4シーズン在籍し、03、04年にはJ1連覇の立役者となった。サポーターは、日本語とハングルで「諦めない魂は我々が受け継ごう サンチョル兄さんとともに」と記した横断幕を掲げた。横浜F・マリノスの選手たちは、喪章を付けてプレー。勝利こそ届けられなかったが、不屈のレジェンドの魂を胸に戦いを続ける。