高校総体の東北代表2校を決める東北大会が開幕した。専大北上(岩手)は鶴岡東(山形)に3-0で勝利。今日20日の準決勝で尚志(福島)と代表の座をかけて対戦する。

専大北上は前半終了間際、コーナーキックから相手オウンゴールで先制点を挙げた。前半にシュート4本、5つのコーナーキックを得たが得点はわずかに「1」。及川純奈主将(3年)は「前半はチームとして慌てていた部分があった」と振り返った。しかし、この1点を皮切りに、後半は自分たちのリズムを取り戻した。後半29分、及川のミドル、同35分にはFW川村瑠葵(3年)が、相手DFの裏に抜け出し3点目を決めた。川村は「みんなで心を1つにして勝ちたいと思います」と意気込み、今年1月の新人戦で2-5で敗北したリベンジを果たす。