鹿島アントラーズがFWエヴェラウドの今季初ゴールなど“初ずくめ”でJリーグ初のホーム300勝を達成した。

昨季18得点で得点ランク2位だったエースは、今季は体調不良での長期離脱もあり無得点が続いていた。後半3分に新加入のMFピトゥカの初得点、後半18分に大卒1年目のDF常本のプロ初ゴールをお膳立てすると、最後はCKの流れから右足で今季初得点。ホーム300勝を引き寄せたエースは「やっと得点できた」と喜びを口にした。

相馬監督は「エヴェラウドの強さ、我々のストロング(長所)をうまく生かしながら後半、追加点が重ねられた」とエース復活に目を細めた。選手、コーチ、監督として300勝の歴史に関わり「どの1勝も、その一瞬で全力を尽くしてもぎとったかけがえのないもの。記念となる数字に関わることが出来たのはうれしい、通過点として、さらに伸ばしていければ」と話した。