3年ぶり4度目出場のセレッソ大阪は、第2戦で傑志(香港)に2-1で逆転勝ちし、開幕2連勝でJ組で単独首位に立った。

今大会の日本勢は開幕から6戦全勝と絶好調。傑志は1勝1敗になった。

C大阪は1点を追う後半24分、今季から新加入のFWタガートが、相手GKのこぼれ球を右足で押し込んで同点とした。オーストラリア代表の移籍後、公式戦初得点。MF坂元の右クロスが決定機を生んだ。

さらに2分後の同26分、今度はブラジル人DFチアゴの右足ミドルシュートが、相手GKの手に当たりながら勝ち越しゴールとなった。チアゴは2試合連続の得点。

C大阪は立ち上がりから敵陣で戦い、相手は守備重視でゴール前を固めた。C大阪が圧倒的に攻めながら傑志に前半38分、ゴールキックからの速攻で最後はFWダムヤノビッチに右足で先制点を許した。だが、後半はFW大久保を投入するなど反撃し、意地を見せた形となった。

C大阪は24日の初戦で広州FC(中国)を2-0で下し、中2日のこの試合はFW中島以外は同じ先発で臨んでいた。過去はベスト8が最高で今大会は初優勝を目指している。

傑志は今回、3年ぶり2度目の出場で初の1次リーグ突破を目指す。ブラジルやスペイン出身で国籍を変更した選手も多い。18年には、C大阪にも在籍した元ウルグアイ代表FWディエゴ・フォルランもプレーしたことがある。