J2アルビレックス新潟のMF高木善朗(28)が今日9日のリーグ戦再開となる大宮アルディージャ戦(デンカS)に向けて気合を入れた。

今季開幕戦から13戦無敗のスタートダッシュに成功したチームはここまで勝ち点45で3位。1位京都とは勝ち点3差としており、今節の結果次第では首位返り咲きの可能性もある。リーグ戦中断中のオフで、心身ともにリフレッシュした司令塔は好調をキープ。チームを再び、連勝街道に導くことを誓った。

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“無双状態”の高木が、リーグ戦再開初戦から大暴れを誓う。8日は聖籠町で練習。10対10のポジショナルゲームでは、相手選手間でボールを引き出すと、鋭いターンや両足から繰り出す正確なキックでパス回しにアクセントを加えた。「オフに、しっかり休めたので調子はいい。再開戦からスタートダッシュを決め、(リーグ戦)終盤で優位な位置にいたい」と夏場の連戦で勝ち点の荒稼ぎをもくろむ。

新潟在籍4季目。今季もトップ下を主戦場に全23試合で先発出場を続ける。得点ランクは1位に2差の10得点を挙げ、11アシストはリーグトップを独走中。ともにキャリアハイの記録更新している。それだけに相手のマークは集中し、第8~15節まで無得点が続いた。だがリーグ中断前の2試合で3得点するなど状態は右肩上がり。「自分が得点できなくても、取らせる側に回ることもできる。個で打開するタイプではないので、より連係を向上させたい」と話す。

チームはリーグ戦序盤戦で首位を快走したものの、第14節町田戦(1●2)で今季初黒星を喫してからはペースダウンし、連勝がない。それでも勝ち点48で1位京都と、3位新潟の勝ち点差は3。はっきりと背中が見える位置につけている。J1昇格圏内である2位以内に入るためにも、まずはホームで大宮をたたき、勢いをつけたい。「相手もだが、うちも新戦力(FW高沢=J1大分)が加わった。しっかり自分たちのサッカーをして勝ちたい」と力を込めた。【小林忠】