Jリーグ中断明けとなる9日、セレッソ大阪は本拠ヨドコウでベガルタ仙台と戦う。J1リーグでは約4カ月、9戦未勝利が続いて12位に低迷。最近2試合連続で3-3のスコアで打ち合いを演じるものの、4試合連続ドロー中。新装されたヨドコウで三度目の正直で初勝利が欲しい。

レビークルピ監督(68)は8日、オンラインで取材に応じて「いい攻めができているものの、数字では守備が物足りないのが、この数試合で出ている。安定させるために、守備の立ち位置を考えていかないといけない」と話した。

東京オリンピック(五輪)代表だったDF瀬古歩夢(21)は、残念ながら出場機会がなかった。7日に帰阪し、この日から練習に合流したといい、指揮官は「その悔しさを、今後にぶつけてほしいと彼に言った」と明かした。仙台戦は少なくとも先発は回避する見通し。

また母国ブラジルが、東京五輪で優勝したことには「うれしいし、トップアスリートが集う世界最高の舞台を見ていて、楽しかった」と感想を述べた。