J1清水エスパルスは19日、来季のトップチーム昇格が決まったユース所属のDF菊地脩太(18=清水西高3年)とFW千葉寛汰(18=同)のオンライン会見を行った。2人はユニホーム姿で出席。改めて喜びを口にした。

菊地 小さい頃から憧れていたチームでプレーできることがうれしい。

千葉 まずは、下部組織に入った時からの目標を達成できてうれしい。

菊地は、攻撃の組み立てとなるビルドアップや対人の強さが魅力。前日18日のJ1川崎Fとの天皇杯4回戦(1●2)では、早くも公式戦デビューを果たした。千葉は得点感覚に優れ、U-20(20歳以下)日本代表候補にも名を連ねる。ともにJリーグにも出場可能な2種登録済みで、トップの練習にも参加。菊地は「早くチームの力になれるようにしていきたい」。千葉も「ここからが勝負。得点という結果で貢献していけるように、練習からアピールしていきたい」と、さらなる成長も誓った。

ユースでの残す大会は、現在EAST2位の高円宮杯U-18プレミアリーグと、秋のJユース杯。菊地が「全員で笑って終われるようにしたい」と言えば、千葉も「毎試合しっかり点を取っていきたい」。プロ生活に弾みをつける勝利を目指す。【前田和哉】