名古屋グランパスが2連勝を飾った。今夏に獲得したポーランド代表FWシュビルツォク(28)が後半4分にJ1初ゴールを決め、1-0でアビスパ福岡に勝利。

試合直前にトップチームの選手1人が新型コロナウイルスの陽性診断を受けたことを発表。開始3時間前に登録する選手、スタッフ全員の陰性が確認されたことで予定通り開催された。ドタバタの末に挙げた貴重な白星で5位浮上。福岡は連勝を逃した。

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新加入の点取り屋はポーカーフェースだ。後半から出場してすぐ。吉田からのパスを受けると豪快な決勝弾。リーグ戦初得点は、18日の天皇杯ヴィッセル神戸戦に続く公式戦2戦連発だ。シュビルツォクは「素晴らしいゴール」と自画自賛しつつ、フィッカデンティ監督から受けた指示を問われると「戦術については言えません」と真剣な目。同監督は「あと2、3試合はこういう起用」と今後もスーパーサブになりそうだ。