ヴィッセル神戸に加入した日本代表FW大迫勇也(31)が27日、28日のFC東京戦(ノエスタ)に向けてオンライン取材に応じた。今回は移籍2戦目で、ホームで初お披露目になる。

25日のアウェー大分トリニータ戦で移籍後初出場を先発で飾った大迫は、約76分間プレーして3-1の勝利に貢献した。中2日で迎えるホーム戦へ、背番号10は「前回80分くらい試合ができたのはすごくプラス。チームを助けていきたい」と意気込んだ。

鹿島アントラーズに所属した13年12月以来のJリーグを体感した。大迫は「チームも相手も違うので」と冷静に受け止めた上で「自分がやってきたものをチームに還元できるように考えている。(山口)蛍や(酒井)高徳とは、いつも以上にしゃべっていて、試合後の情報交換もできている。すり合わせていきながら、もっとチームにとけ込みたい。言葉でいうのは簡単なので、しっかりプレーで見せられるように」と前向きだ。

神戸は現在2連勝中で、今季最大の目標であるアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場権が得られる3位につけている。元スペイン代表FWボージャン・クルキッチ(30)も自主隔離期間を経て、近く合流の見込み。FW武藤嘉紀(29)、大迫を含めた新戦力3人の共演にも近づいてきた。