ガンバ大阪は5日、セレッソ大阪とのルヴァン杯準々決勝第2戦を本拠地パナスタで迎える。1日の第1戦は敵地で1-0の勝利。7年ぶりの優勝を目指し、まずは2年ぶりのベスト4進出を決めたい。

試合前日の4日、DF菅沼駿哉(31)がオンライン取材に応じた。今回はC大阪MF乾貴士(33)の復帰戦になる可能性が高い。「C大阪は勢いがあると感じるし、そこに乾選手が入ると、よりパワーアップしてくるので警戒したい。ドリブルのカットインから、あの人独特の間合い、パターンがある」と警戒した。

G大阪は2年前に進んだ準決勝で、北海道コンサドーレ札幌にホームで2-1と先勝しながら、第2戦は0-1で敗れ、1勝1敗ながらアウェーゴール数の差で決勝進出を逃した。「あの時、札幌で自分でもいけると思ったが、悔しい敗戦になった」と菅沼。今回も先勝したが、2戦合計の試合はまだ終わってはいない。

異例の大阪ダービー3連戦は、8月28日のJ1リーグ戦ではC大阪が、今月1日のルヴァン杯第1戦ではG大阪が勝ち、今回が最後の対戦になる。DF昌子源(28)が急きょ、日本代表の追加招集で離脱したG大阪は、総力戦でダービーに臨む。