現在3連敗中で14位に低迷するガンバ大阪は、18日に敵地で鹿島アントラーズとJ1リーグを戦う。10試合となった残り日程は上位陣との対決を多く残し、チーム内には危機感が高まっている。

試合前日の17日、大阪・吹田市内で調整したMF山本悠樹(23)がオンライン取材に応じ、「なかなか勝てない試合が続いていて、チームもネガティブになっていたので(この5日間は)まず明日の試合を勝つために、しっかりと練習できた」と話した。選手だけで自主的にミーティングも行ったという。

8月13日清水エスパルス戦以来、4試合勝利がない。その間にルヴァン杯は準々決勝敗退が決まり、J1では一時は上位進出も見えていたが、ここにきて残留争いに巻き込まれつつある。

関学大から入団2年目、今季ここまで19試合無得点の山本は「今の状況に満足している選手は誰もいない。自分は前を向いて、リスクをおかすところが足りてないのかなと思うので、率先してやっていければ」と声を振り絞った。自陣で押し込まれた状態ではなく、敵陣でボールを奪い、ゴールに直結した動きを求めていきたいという。

選手層や個々の能力はJリーグ屈指のG大阪が、5試合ぶりの勝利を目指す。