ジュビロ磐田は1-1でファジアーノ岡山とドローに終わり、2位に後退した。

前半35分、エースの1発で先手を取った。FW大津祐樹(31)の左クロスからFWルキアン(29)がニアサイドに走り込み、ヘディングで先制点。得点ランクトップを走るブラジル人助っ人が3試合連続ゴールを挙げ、チームを勢いづけた。

先制点をアシストした大津は「自分たちのサッカーをやれば勝てる」と自信を持ってピッチに入った。だが、不運な形で失点する。後半17分、自陣右サイドからのクロスがDFにあたり、オウンゴールで同点とされた。1-1の状況からMF金子翔太(26)とMF松本昌也(26)が途中出場。鈴木政一監督(66)は攻撃的な選手を2人同時に入れて打開策を探ったが、最後までゴールは奪えなかった。ホームで手痛い引き分けとなり、この日勝利した京都サンガF.C.に首位の座を明け渡した。【神谷亮磨】