鹿島アントラーズのMF荒木遼太郎(19)が21日、23日のFC東京戦を前にオンライン取材に応じ、10代シーズン2ケタ得点への意欲をみせた。02年1月生まれで、東福岡高を卒業しプロ2年目の今季が19歳のシーズンで既に9得点を挙げている。19歳シーズンでの2ケタ得点となれば、94年の城彰二以来(33試合12得点)となる。

城氏は荒木が物心つく前の06年に引退。リアルタイムでプレーを見たことはないが「記録や経歴を見る限り、本当に素晴らしい日本を代表する選手だったと思います」と敬意を表する。荒木は今季、開幕から3試合連続ゴールを決め、城氏以来の10代での開幕3戦連発を達成したが、城氏の持つ開幕4戦連発には届かなかった。

「開幕連続ゴールはできなかったけど、今回も並んで追い越すチャンスもある。ゴールを決めて、まずは並ぶことからですが、そこからやりたいなと思います」と27年ぶりの記録達成へ意欲を見せた。

昨年の敵地での東京戦でプロ初先発し、アシストを記録している。「自分としてはいい思い出があるスタジアム」とし「そのスタジアムにまた行って、何か1つ結果を残したい気持ちでいます」と話した。