ヴィッセル神戸の日本代表FW大迫勇也と元日本代表MF山口蛍(ともに31)が、24日の名古屋グランパスとのJ1リーグ戦(豊田ス)をともに欠場する見通しとなった。三浦淳寛監督(47)が23日、オンライン取材で明らかにしたもの。3位神戸と5位名古屋は勝ち点3差での対戦となり、来季のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場権を懸けた大一番になる。

大迫は日本代表で臨んだ12日のワールドカップ(W杯)アジア最終予選オーストラリア戦で右脚を負傷したとみられ、直後の16日アビスパ福岡戦を欠場していた。左ふくらはぎを負傷したとみられる山口は、ここまで5試合連続欠場中。

三浦監督は、大迫の復帰について「ものすごい時間がかかるわけではないが、代表戦の後で現実にプレーするのは少し難しい」とし、山口は「フルメニュー(の練習)に参加できていないのが現実」と説明した。

攻守の柱を欠く神戸だが、チームの総合力は確実に上がっており、名古屋に勝てば今季3度目の3連勝となる。三浦監督は「(ACL出場の)目標を達成するためには、明日はすごく大事な試合。アウェーだが、しっかり勝ち点3を取りに行く」と決意している。