ヴィッセル神戸がMF山口蛍の“復帰弾”でベガルタ仙台との打ち合いを制した。

神戸は前半3分に、MFイニエスタのFKからFW武藤が頭で合わせて先制。しかし、仙台も直後の6分にDF真瀬のゴールで同点に追いつく。

神戸は同35分、FWドウグラスのゴールで勝ち越し、さらに仙台DFアピアタウィアが2枚目の警告で退場処分となり、数的有利となった。

しかし後半7分、仙台がMF加藤のゴールで追いつく。粘りを見せるが、選手層の厚い神戸は17分、左ふくらはぎの負傷で離脱していたMF山口が9月5日以来の復帰戦でいきなり勝ち越しゴールを決めた。さらに25分にも途中出場のFWリンコンがJ初ゴールとなる4点目を決めた。

川崎フロンターレのリーグ優勝が決まったが、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場圏の3位内を争う激しい戦い。神戸は4位・名古屋グランパスとの勝ち点3差を死守した。