J1清水エスパルスは、3日のFC東京戦で完敗して今季初の3連敗を喫した。事態を重く見たクラブは、4日にロティーナ前監督(64)を解任。シーズン残り4試合時点での監督交代に踏み切り、平岡宏章監督(52)が就任した。

コーチから昇格した平岡新監督は、2年連続での“途中登板”となった。就任会見では「残留が第1目標。(ロティーナ前監督のスタイルを)継承しつつも、より大胆にゴールへ向かう場面もあっていい」と話した。

采配初戦となった札幌戦では、指揮官の求めた“大胆さ”が各所に見られた。カウンターから、少ない手数で直線的にゴールへ迫る場面も多かった。1-2の後半38分、MF滝裕太(22)が同点ゴール。この場面でも、右クロスに対してエリア内に4人が走り込み、相手の守備を混乱させた。

連敗を3でストップした。平岡監督は「勝ち点1をポジティブにとらえたい」。その上で「守備のスイッチの入れ方をうまく改善できなかった」と課題も挙げた。現在16位で、降格圏17位以下との勝ち点差は3。厳しい残留争いは続くものの、迫力ある攻撃を見せた点は好材料となりそうだ。【古地真隆】

▽東京戦得点経過 前半7分(東京)アダイウトン 前半12分(東京)O・G 前半24分(東京)ディエゴ・オリヴェイラ 後半42分(東京)森重真人

▽札幌戦得点経過 前半17分(清水)チアゴ・サンタナ 前半23分(札幌)金子拓郎 後半4分(札幌)深井一希 後半38分(札幌)滝裕太