アルビレックス新潟レディースはアウェーでINAC神戸と対戦し0-1で敗れ、4戦連続無得点で4連敗を喫した。開幕から7戦全勝無失点の首位INAC神戸に「初の黒星を」と敵地に乗り込んだが、勝ち点を奪うことはできなかった。

首位相手にゴール前を固め、0-0で前半戦を折り返した。互角の戦いをみせたが、一瞬の隙を突かれた。新潟が選手交代をした直後の後半71分だった。セットプレーから均衡を破られた。GK高橋智子(24)は「マークの確認が全員で共有されていないまま、ショートコーナーをやられた」と失点シーンを振り返った。

4試合無得点と、ゴールから遠ざかる。持ち味の堅い守備で最少失点でしのいだものの、攻撃に展開する回数が少なかった。村松大介監督(44)は「自信を持って、ミスを恐れずにトライしていこうと送り出した。一生懸命になると視野が狭くなってしまう部分がある。そういったところを何とか修正していきたい」と話した。次節は20日、アウェーでノジマ相模原と対戦する。第3節(9月26日)のちふれ埼玉戦(2-1)以来の勝利を目指す。