ベガルタ仙台がなすすべもなく降格した。前半10分に早々先制され、後半29分に追加点を奪われて万事休す。攻め手を欠き、反撃手段は残されていなかった。

今季は東日本大震災から10年の節目。11年に4位、12年に2位になったときのように再び「希望の光」を目指したが、来季は09年以来13季ぶりにJ2で戦う。

手倉森監督は「残念な結果になり、現実をなかなか受け止められていない」。試合後に自身の進退を問われると「自分の中ではまだ言えることがない。クラブがどう判断するかというところです」と話した。