今季限りでの引退を発表したセレッソ大阪の元日本代表FW大久保嘉人(39)の引退会見が22日、大阪市内のホテルで行われた。

<大久保の主な一問一答>

大久保 (冒頭のあいさつで)大久保嘉人は…(早くも泣きながら)今季をもって…引退します。本当に最高のサッカー人生でした。みなさまに感謝したい。泣かない予定やったんですがソッコー、泣いてしまった。すみません。

--引退を決断したのは

大久保 11月16日です。この20年間、苦しい思いの方が非常に強くて、それを見せないようにしないといけないので、本当に細い糸が1本ぎりぎりつながっている状態でやっていた。1人になった時、決めてすぐに妻に伝えた。動けるうちにやめたいと思っていた。

--通算200ゴールまで現時点であと9点

大久保 それは結構言われるが、うーん、取りたい…(泣きながら)気持ちはありました。だけど、自分の力が足りなかったのかなと思う。

--まだまだやれるという声もある

大久保 200得点したいのは誰よりも強く、チャンスは自分だけ。自分の中でもよかったら取れるだろうし、悪かったらあと何年で取れるか分からない気持ちもあった。それだったらこの時点で、やめた方がすっきりするんじゃないかと思い決断した。(発表して)本当にすっきりした。

--J1最多得点などの記録をつくった

大久保 1年目から自分はめちゃくちゃで、長くサッカーはできないだろうと思われていたし、自分でもまさか39歳までやれるとも思っていなかった。(13年から)3年連続得点王も想像していなかった。思っていた以上のサッカー人生で、幸せのまま終われる。

--一番の思い出は

大久保 入団した時の磐田戦(01年4月14日)での初ゴール。4年後にマジョルカに行き、デビュー戦(05年1月9日)のアシストとゴールは忘れられない。試合前、いつも緊張しない自分が緊張した。

--やんちゃなプレーが多いと言われた

大久保 退場も多かったし、それが自分らしいと思っていた。サッカーの時は負けず嫌いと言われるが、それを貫き通せたことが自分らしい。誇りに思いながらやめていける。自分はきたない選手だったが、全然悔いはない。(子どもらには)まねをしない方がいいこともいっぱいあったが、それもサッカーなので、悔いなく終われて今は幸せ。

--引退後一番やりたいことは

大久保 今はゴルフに毎日行きたいぐらい。プロとかじゃないですからね。(スコアは)90を切りたい。(ベストは)91なんですよ、あとちょっとですね。

--最後にメッセージを

大久保 まだリーグ2試合、天皇杯は勝てば2試合ある。C大阪のメンバーと優勝して喜べたらいい。(これまで)いろいろ迷惑をかけたが、それがサッカーの大久保嘉人だった。所属したチーム、審判団のみなさまに非常に迷惑をかけたので謝りたい。これから選手でなくなる以上、レッドカードをもらわないようにやっていきたい。