契約満了で退団する浦和レッズMF宇賀神友弥(33)が、ホーム最終戦後に、ファン、サポーターの前で別れのあいさつをした。

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みなさんこんにちは。初めに、今日たくさんの人が埼玉スタジアムに足を運んでくれましたが、ピッチに立てず、申し訳ありませんでした。最後まで、自分の実力不足を嘆き、情けない男だなと後悔しています。ただ、僕が浦和レッズで12年間、このピッチに立ち続けた、1度も手を抜くことなく戦い続けた姿は心に焼き付けていただけたのではないかと思います。

プロサッカー選手となって12年間、浦和のユニホームを着て18年間がたちました。この埼玉スタジアムのピッチに立った日を今でも昨日のことのように覚えています。サポーターのみなさん一言だけ。本当によく衝突しましたね。それは、お互いに浦和レッズを愛していたからだなと、このピッチに立って改めて感じます。何回も、『ふざんけんじゃねー』、『ルール守って応援してくれ』、とか思っていましたけど、思い返してみると、浦和レッズサポーター最高だな、お前ら最高だよって心から思います。

サポーターの後押しがなくなるのは悲しいですが、僕にとって、浦和レッズは家族です。埼玉スタジアムは僕の家です。次の夢は、浦和レッズのゼネラルマネジャー(GM)になることなので。一回りも二回りも成長して、この浦和レッズうに帰ってくることを誓います。