ヴィッセル神戸がホーム最終戦で黒星を喫したが、来季のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場圏内の3位が確定した。

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神戸は前半ロスタイムに元日本代表MF山口蛍がCKから強烈なダイレクトボレーを放つも、惜しくもバーを直撃。後半に入ってからは、MFイニエスタがキレキレのドリブルで何度もチャンスを演出するも無得点に終わった。

3位はクラブ史上最高順位。イニエスタは「今日はクラブにとって歴史的な日」とした上で、来季に向けて「1年前はACLのタイトルを持ち帰ると約束して1歩及ばなかった。来季はハードワークをして、目標達成することを誓います」とアジア制覇を宣言した。

25日に来季続投が発表になった三浦淳寛監督は「90分を通して攻守でやりたいことを意識できた。我々にもチャンスがありましたし、選手が戦う姿勢を見せてくれた」。DF初瀬亮は「勝って自力でACLを目指していましたが、チーム全員はまとまっていた。自信を持って、ラスト1試合を戦いたい」と話した。

前節まで4位の名古屋が敗れたため、最終節(12月4日)を待たずに神戸の3位が決定。ACLはプレーオフからの出場になる。