来季のJ2降格が決まった大分トリニータはホーム最終戦に快勝し、5戦ぶりの勝利を飾った。

プライドの勝利だった。先制点のMF町田也真人(31)は「選手同士で最後のホーム試合は勝って終わろうと話していた」と言い、試合直前にGK高木駿主将(32)が「トリニータのためにやろう」と、チームに闘魂を注入。モチベーションは高く、最下位と元気のない横浜FCを圧倒した。

前日26日には片野坂知宏監督(50)の今季限りの退任も正式発表された。町田は「残留して送り出せなかったことが悔しい」と言い、6年間指揮した指揮官への感謝も力に変えた。

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